誤って廃棄?636人分の申請書紛失 滋賀県の医療広域連合
滋賀県後期高齢者医療広域連合は14日、整骨院などの受診者から提出された636人分の療養費支給申請書を紛失したと発表した。保存期間が過ぎた別の公文書と共に誤って廃棄した可能性が高いという。
長浜、彦根、近江八幡、草津市の整骨院や鍼灸(しんきゅう)院計108カ所の受診者から提出された3月分の申請書。個人情報が記載されているが、職員が廃棄に立ち会っており、外部流出の可能性は低いとしている。
同連合は毎月、原則75歳以上の患者の申請書に基づき、施術所に療養費を支給。点検のため、支給後も申請書を一時保管している。3月分を点検した際に一部の紛失が判明、各施術所に文書で謝罪した。紛失分の記載内容は複写データで確認できるという。