整骨院・接骨院用レセコン営業マンの日々

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通院水増し、保険金詐取容疑で接骨院経営者ら逮捕 県警

交通事故に伴い接骨院に通院した日数を水増しして保険金をだまし取ったとして、県警が寒川町で接骨院を経営する男と、この接骨院に通院していた患者7人の計8人を詐欺容疑で逮捕していたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。不正な請求による被害総額は少なくとも1400万円以上になるとみられ、県警は全容解明に向けた捜査を慎重に進めている。

捜査関係者などによると、詐欺容疑で逮捕・起訴されたのは接骨院経営の被告(77)=同罪で公判中。ほかに同院に通院していた20~60代の患者の男7人も同容疑で逮捕されている。

同被告は交通事故でけがを負って同院に治療に訪れた患者と共謀し、2015~16年ごろ、通院日数を水増しして施術費や通院のための交通費、慰謝料名目で保険金を詐取した、などとして起訴された。同被告は逮捕後の県警の調べに対し「金が欲しかった」などと供述、おおむね容疑を認めていたという。

通院日数は保険金の算定基準となっており、日数の水増しによる不正請求の発覚を免れるため、同被告は患者と口裏を合わせていたとみられる。中には約7カ月間で施術を受けたのは4日間だったにもかかわらず、114日間通院したと装って請求していたケースもあったという。共犯として逮捕された患者の中には、加入する保険の担当者の男=同容疑で逮捕=から「行かなくても行ったことにしてくれる」と、この接骨院を紹介されて来院した患者もいたとみられ、県警は他にも同様の保険金詐欺に関わった患者がいるとみて捜査している。

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