通院日数“水増し” 保険金詐欺で市職員ら3人逮捕
埼玉県入間市で交通事故の通院日数を水増しして保険会社から約220万円をだまし取ったとして、整骨院の院長と市の職員ら3人が逮捕されました。
整骨院の院長・佐藤昌之容疑者（50）と埼玉県狭山市の職員・中出寿好容疑者（40）、母親の美枝子容疑者（68）の3人は2016年3月から8月にかけて、整骨院への通院日数を水増しして保険会社から合わせて約220万円をだまし取った疑いが持たれています。警察によりますと、実際に交通事故に遭った中出容疑者ら2人が佐藤容疑者から通院日数の水増しを持ち掛けられ、3人は口裏を合わせてそれぞれ80日近く水増しした嘘の書類を保険会社に提出しました。中出容疑者らは、実際には4日ほどしか通院していませんでした。取り調べに対して佐藤容疑者は容疑を認め、中出容疑者らはいずれも否認しています。
